ゴロフキンvsアルバレスは「過去2戦より差がつきKOも」 識者は厳しい見方...村田諒太戦で不安顕在化

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「アルバレスはスーパーミドル級での勝ちっぷりが...」

   アルバレスはゴロフキンとのリマッチ後、スーパーミドル級で5試合行っている。18年12月にWBA世界同級王座を獲得し、20年12月にはWBA、WBC世界同級王座の統一に成功。21年5月にはWBA、WBC、WBO世界同級王座を統一し、同年11月にWBA、WBC、WBO、IBFの世界4団体王座を統一した。

   今月7日に1階級上のWBA世界ライトヘビー級王者ディミトリー・ビボル(ロシア)と対戦し0-3の判定負けを喫したもののスーパーミドル級での実績が色あせることはなく、世界トップレベルのボクサーであることは間違いないだろう。

   金平会長は「アルバレスはスーパーミドル級での勝ちっぷりが非常に良かった」と高く評価し、「ライトヘビー級では黒星を喫しましたが、今のアルバレスのベストはスーパーミドル級だと思います。今回ベストの体重に戻すということはアルバレスにとっては好材料になる。そしてブランクを空けずに次の試合に臨めるのもメリットとなるでしょう」と述べた。

   また、金平会長はアルバレスを支持するもうひとつの理由として今年4月の村田諒太(帝拳)とのタイトル戦を振り返りゴロフキンの衰えを指摘した。

   タイトル戦ではWBA世界ミドル級スーパー王者・村田に対して強烈な左右フックを打ち込みペースを握り、最後は強打が炸裂して9回TKO勝利を収めた。2団体の王座統一に成功した一方で村田の健闘が光り、ゴロフキンが村田のボディー攻撃を嫌がるような場面もみられた。

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