ゴロフキンvsアルバレスは「過去2戦より差がつきKOも」 識者は厳しい見方...村田諒太戦で不安顕在化

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   プロボクシングの世界スーパーミドル級4団体統一王者サウル・"カネロ"・アルバレス(メキシコ、31)とWBA、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン、40)の3度目の対戦が2022年9月17日(開催場所は未定)に行われることが正式決定した。

   プロモーションを担当するマッチルームと試合を放映する映像配信サービスDAZNが5月25日に発表した。両者は過去ミドル級で2度対戦しており、アルバレスの1勝1分け。今回はゴロフキンが1階級上げてアルバレスのスーパーミドル級王座に挑む。

  • 3度目の対戦が決定したアルバレスとゴロフキン(写真:AP/アフロ)
    3度目の対戦が決定したアルバレスとゴロフキン(写真:AP/アフロ)
  • 3度目の対戦が決定したアルバレスとゴロフキン(写真:AP/アフロ)

初戦は引き分け、第2戦は僅差判定

   両者の対戦を振り返ると、初戦は17年9月に米ネバダ州ラスベガスで行われ、無敗を誇るWBA、WBC、IBF世界ミドル級王者ゴロフキンにアルバレスが挑戦。結果は三者三様1-1(118-110=アルバレス、115-113=ゴロフキン、114-114)の引き分けに終わった。

   1年後のリマッチは再び米ネバダ州ラスベガスで行われ、アルバレスが2-0の僅差判定勝利を収めた。採点はジャッジ2人が115-113でアルバレスを支持し、残りひとりが114-114の引き分けとした。ゴロフキンはプロ40戦目にして初の黒星となった。

   初戦、第2戦ともに接近した内容で判定を巡り現地メディアで意見が割れ、2戦ともにゴロフキン勝利を支持する識者は決して少なくなかった。

   このような経緯もあって4年ぶり3度目の対戦に世界中のボクシング関係者、ファンの注目が集まる。3度目の因縁対決はどちらの手が上がるのか。J-CASTニュース編集部は協栄ジムの金平桂一郎会長(56)に勝負の行方を占ってもらった。

   過去2度の対戦を映像で見てきたという金平会長は、3度目の対戦となる今回はアルバレスの勝利を予想した。その理由のひとつとして第2戦以降のアルバレスのスーパーミドル級での充実ぶりを挙げた。

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