動画は消さず...「訴えていただいても構わない」
狂犬の正体は5月22日に「ご協力お願いいたします」と題した動画を公開。動画の説明欄で「炎上させてしまった動画について、飼い主様には多大なるご迷惑をお掛けいたしました」と再び謝罪した。
狂犬の正体は動画の中で、1度目の謝罪動画を公開した翌日に男性に電話をかけたものの「当たり前のことですが、飼い主様と連絡を取ることができませんでした」と説明。さらに木更津署にコンタクトを取り、一連の出来事について話した上で飼い主と連絡を取れないか尋ねたものの、飼い主の元には多数の報道陣が押しかけ「毎日毎日電話がかかってきている状況」だと伝えられたとした。
狂犬の正体は「これ以上私が電話をかけてしまうと、さらに飼い主様の負担になってしまうと考えまして、一旦電話をかけることを止めさせていただきました」と説明。現地での謝罪は、飼い主の負担を考え断念したという。
そうした中、狂犬の正体は、視聴者の中で飼い主の知り合いが居たら、13日の動画から20日の謝罪、今回の謝罪までの流れを飼い主に見せてほしいと視聴者に懇願。今後は木更津のドーベルマンの飼育環境についての情報を動画で発信し、その収益を全て寄付する意向だとした。
視聴者からは「炎上した動画を消せ」という指摘も寄せられているとしつつ、動画をダウンロードしている人がいると思われることや、動画を悪意あるサムネイル・タイトルなどに書き換えて公開されるなどの二次被害を避けるために、元動画を削除しないつもりだとした。
さらに「あちらの動画はすべての証拠となっておりますので、あちらの動画(13日の動画)に基づいて、私を名誉棄損などで訴えていただいても構わないと考えております。それらの責任は全て負う覚悟ができておりますので、それらの動画を全て、飼い主様に見せていただきたいと思っております。ご協力のほどよろしくお願いいたします」とし、30秒以上頭を下げた。
コメント欄では、動画の内容について一定の理解を示す声が聞かれる一方、「証拠がうんぬんとか飼い主さんがこれ以上傷つかないようにとか言いつつ、動画を非公開にもしないのはやはり言い訳にしか聞こえませんでした」「動画を消さないのであれば、せめて編集し直して今後のおじいちゃんの支障にならない様にしてほしいです」などの意見も聞かれている。