感染爆発なのに密状態 北朝鮮がコロナ対策よりも「豪華国葬」を優先した事情とは

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正恩氏の「軍事教育を担当」、弔問では拭う場面も

   金一族の3代にわたって仕えた人物で、この間、国防省の前身にあたる人民武力部第1副部長兼後方総局長や、最高人民会議(国会)代議員などを歴任した。

   聯合ニュースが13年に伝えたところによると、玄氏は「朝鮮労働党で政治局委員、中央委委員、中央軍事委委員などを歴任した軍の中心人物」で、金正日体制で「正恩氏の軍事教育を担当していたとされる」と指摘している。

   5月20日の弔問では、金正恩総書記は終始悲痛な表情で、退出時には涙を拭う場面もあった。22日の国葬では、「最も尊敬していた革命の先輩であり、わが軍の元老であった堅実な革命家を失った大きな喪失の痛みを禁じ得ず」、出棺で自らひつぎを担ぐほどだった。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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