「いまのヤングたちは『ガビーン』(など)で会話がなりたつ」
「ガビーン」という言葉について、盛んに使用された時期があるとすればいつなのか飯間氏に聞いた。
「1970年代後半、どおくまんさんの漫画『嗚呼!!花の応援団』で驚きなどの表現に使われ、その後、80年代に特に流行しました。当時の雑誌には『いまのヤングたちは「ガビーン」(など)で会話がなりたつ』と書かれています」
もう1つ、「ガビーン」という言葉は現在廃れているのか、そして、他の言葉に置き換わっているのであれば何が代わりに使われているかについて聞いた。
「21世紀に入るとあまり例を見ませんが、最近の人気小説にも出てきます。静かに使われているといったところです。若い世代は『ガーン』も使わないし、驚きを擬音で表現すること自体が少なくなっているということでしょう」
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)