プロ野球のファーム公式戦で、北海道日本ハムファイターズの左翼手が見せた思わぬプレーが、ネット上で「これが本当の干された選手」などと話題になっている。
ホームランを死守しようと、フェンスを駆け上がって打球のキャッチを試みたが...。
「ホームランボール意地でも取りたかった」
日本ハム2軍は2022年5月14日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか(神奈川県平塚市)で横浜DeNAベイスターズと対戦し延長11回、6-7で敗れた。
話題となっているのは9回裏の出来事だ。5-4で日本ハムがリードしていた。ツーアウト、ランナーなしで打席に入ったDeNAの髙城俊人選手が、レフトへ大飛球を放った。
スタンドへ大きく飛んでいく球を、左翼手の難波侑平選手が追いかけた。身長の倍ほどの高さの外野フェンスを駆け上がり、必死に食らいついた。
しかし、難波選手の頭上を超え、打球はスタンドに落下。同点のホームランとなった。
上半身をフェンスから乗り出していた難波選手は、その場で倒れ込むように体を折り、フェンスの上で脱力したような体勢になった。
このポーズが、「選手がこうなってるのは初めて見た笑笑」などとツイッターで紹介され話題に。「これが本当の干された選手」「洗濯物にしか見えんw」「めっちゃ笑っちゃった」などとネット上で笑いが起きている。
難波選手は16日、同場面の写真を添付しながら、「横浜戦のこのホームランボール意地でも取りたかった」とインスタグラムで伝えている。