「No.1広告」制限へ...プレスリリース大手PR TIMESが決断 「やらせ横行」で業界団体も危機感

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「厳しい対処もやむを得ない」

   基準の見直しは、JMRAの声明も参考にしながら進めた。

「我々は調査の専門機関ではありませんし、どこまで踏み込んで言及するのかは難しいと思っていました。ただ、結果を発表いただく際にその根拠となるものを示していただくのは情報の客観性という観点から求めて良いのではないかと考え、具体的な項目に落とし込みました」(三島氏)

   掲載数減少による業績への影響もありうるが、「プラットフォームをいかに長期的に成長させるかを大事にしていますので、仮に短期的に掲載数が減ったとしても、その件数を取るためにそぐわない内容を許容してしまうことになれば我々のポリシーにふさわしくない」と判断した。

   リリースは「広報活動ではタイミングが非常に重要である」との方針の元、掲載後に目視とシステムで全件確認する。問題があれば修正依頼や削除対応する。三島氏は「プラットフォームとしての信頼性を担保しないといけず、そのためには厳しい対処もやむを得ない」と話す。

(J-CASTニュース編集部 谷本陵)

   マーケティング・リサーチをめぐるNo.1問題について、引き続き取材を進めていきます。情報をお持ちでしたら、https://secure.j-cast.com/form/post.htmlまでご連絡ください。

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