人気ゲーム実況者のレトルトさんが2022年5月14日、公式YouTubeチャンネルを更新し、自身のYouTubeチャンネルが停止(アカウントBAN)された経緯と原因について説明し、「生きた心地がしなかった」と胸中を明かした。レトルトさんは5月13日、YouTubeチャンネルがBANされたとツイッターで報告していた。
「ここ10年ぐらいで一番心がざわついた一日でした」
レトルトさんは14日公開の動画で「皆さん大変お騒がせいたしました。申し訳ございません」と謝罪し、「めちゃくちゃ怖かったわ」と振り返った。そして「この動画がちゃんとYouTubeの俺のチャンネルに上がっていることが、ただただ嬉しい」と安堵の声をもらした。
今回の件について「かなりお騒がせしてしまいましたので、事の経緯と何が原因だったかということを、話せる範囲で皆さんにご報告しておかなきゃな」とし、顛末を説明した。13日朝に自身のYouTubeチャンネルが停止したことを知り、「その時俺の中で思っていたのは、すぐ戻るでしょっていう感じ」だったと明かしている。
しかし、他のYouTubeチャンネルに比べて「センシティブなところもあった」とし、「色々思ったりしながらも、割と頭真っ白」だったと振り返った。焦る原因には「13日の金曜日」だったことが関係していたという。ゲーム実況者のキヨさんやレトルトさん、ガッチマンさん、牛沢さんがコラボする「TOP4」の企画で、「13日の金曜日の17時に(動画を)あげようっていうことになっていた」ため、「17時までにチャンネルが戻らないと足並み揃えられないぞ」と焦っていたことを明かした。
「誤BANだったとしても、そんな簡単には戻っているイメージはなかった」とし、「やばいんじゃねぇか、大丈夫か」と焦りつつも、「俺が過去に投稿した動画を見ることも出来ないんですよ。動画の一覧を見ることもできないんで、この動画が悪かったんじゃねぇかとか、これがちょっと攻めすぎたんじゃないかとか、そういう事を確認も出来ない」と、チャンネル停止の原因が特定できずに「どうしようもない状態」が続いたという。
YouTubeの担当者に連絡を取っていたが、いつチャンネルが復旧するか分からなかったため、「1か月とかもワンチャンあんのかな」といった不安があったことを語った。「何も出来ない日々が続くぞ、無の時間が、みたいなちょっと半鬱みたいな感じ」になっていたという。翌14日、チャンネルが復活したことを知って「あぁ良かった」と安堵し、「ここ10年ぐらいで一番心がざわついた一日でした」と振り返った。