「最近の若者はギターソロを聴かない」論争から考える、サブスク普及と音楽の関係

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「サブスクでは音楽に愛着が持てない」のか

   Apple Musicなどが日本に上陸した2015年を振り返ると、NHK「クローズアップ現代」が「あなたは音楽をどう愛す?~新・配信ビジネスの衝撃~」という特集を放送し、この番組を見た人たちが「日本の音楽業界が衰退した原因」についてTwitterに投稿。大きな盛り上がりを見せていました。

<日本の音楽業界が衰退した原因について - Togetter>

   2020年の「インターネット白書」には、定額配信サービスを利用するユーザーが増加したことで音楽の聞き方に変化が起きたという記載があります。

   この頃には「サブスクが流行り始めてから曲の前奏(イントロ)が短くなった」といった声が多く見られるようになり、音楽との接し方が変わったことで楽曲そのものにも影響が出た可能性が考えられます。

<「サブスクリプションの音楽サービスが流行りはじめてから前奏が平均5秒までに短縮された」という話に色々感じることがある方々 - Togetter>

   また、サブスク音楽配信サービスのメリットとデメリットについての議論も活発になっています。2021年には「サブスクでは音楽に愛着が持てない」というTwitterユーザーの投稿が発端となり、「モノとして所有することによって愛着が生まれる」「サブスクによって音楽との出会いが広がった」といったさまざまな声が集まりました。

<サブスクで音楽は死ぬのか - Togetter>

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