長女も借金
第23回と第24回では新たな借金エピソードが描かれた。教師という安定した職業に就き、毎月の給料のほとんどを家に入れるなど「一家の優等生」とでも言える振る舞いを見せていた長女・良子が、親戚への借金の一部返済と、暢子の東京旅行の費用の捻出という目的で職場からお金を借りてしまったのだ。
幸い第24回で、東京に行った賢秀がプロボクサーになり、大金を実家に仕送りしたことで、比嘉家は親戚に対する借金については片を付けることが出来た。そのため、職場への借金は全く使わずに済んだ。しかし、なぜか良子は「あのお金はとっておく。いつか、家族のために役立つ日が来ると思うから」と、すぐには返さないことを明らかに。このため、視聴者からは「いや良子、とりあえず学校に返したら?(借金だよそれ)」といったツッコミが入ってしまった。
......という具合に、どうにもお金絡みのツッコミどころが満載の比嘉家。一応、三女の歌子に関しては金銭面でのだらしなさなど「ダメエピソード」は出ていないものの、視聴者からは、
「やはり比嘉家は他の家と金銭感覚ズレてるのね」
「主人公の一家まるごと、不思議な人たちになってしまう朝ドラは初めて」
「比嘉家全員が金銭感覚がおかしいというか、家計への危機感が皆無なのが甚だ疑問です」
といった声が上がってしまっている。
とはいえ、前述のとおり賢秀のお金で親戚からの借金を返済し、東京行きの資金を自前で用意した上で、13日の第25回で暢子は晴れて東京へと旅立った。お金問題が一応の解決を見せた上での新章突入となり、「借金がなくなったと思ったら安心して見られるようになった。ワクワクする音楽で東京編が楽しみになった」といった期待の声も上がっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)