「どうぞ、どうぞ」誕生の瞬間に立ち会い
矢部さんにとって上島さんは、恩人のような人だったとした。「『お笑いウルトラクイズ』、ね。我々が何もわからない時ですけども......」と切り出すと、岡村さんは、
「何にもでけへん、前に出ていけない時に『前に出ていいんだよ、出ていっていいんだよ、全然』って言ってくれたりとか。優しかったよね」
「スーパースターよ。特に上島さんなんかはすごかったよね、大爆笑を取ってたわ。バンジーとかでも服全部脱げてビャーン飛んでいくとことか、俺ら普通に大爆笑して見てたわ」
と回顧した。
ナインティナインの2人は、往年の人気ギャグ「どうぞ、どうぞ」が生まれる瞬間にも立ち会ったことがあるという。
「『ナイナイナ』のロケの時にたまたま何か、バンジージャンプなのか、何かをやる時に、『俺やるよ』『じゃあ俺やるよ』『いや、俺がやるよ』『どうぞ、どうぞ』みたいなんが、番組の中でパーンと生まれたのよ。それが生まれる瞬間に、俺ら立ち会ってたのよ。あれが後にバーッとこう、ギャグとして成立していくという......すごかったよね」
また、2人は上島さんが「逆バンジー」をやめた日にも立ち会ったという。
「最後、上島さんが逆バンジーやって終わるっていう台本やってんけど。で、ハーネスやらつけて、最後飛ぶってなった時に『ダメだ、できない!』って言って。『最初、笑ってたんですよ、こっちも。いやいや、またまたー、みたいな」
ダチョウ倶楽部のメンバー、寺門ジモンさんが上島さんのもとに駆け寄り、「『ダメ、竜ちゃんダメ。これ、本当にできないやつだから』って。『本当にごめーん!』って。『バンジー以外ならなんでもするから』って。『ハチまみれになってもいいから』」って言うて。それはそれで、『やらへん』っていうことが笑いになって終わっていってんけど」とストップをかけたという。
【悩みを抱える人へ、厚生労働省が紹介している主な相談窓口】
・いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟) 0570-783-556(ナビダイヤル)/0120-783-556 (フリーダイヤル)
・こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
・#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク) 0120-061-338
・よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター) 0120-279-338/(岩手県・宮城県・福島県から)0120-279-226
・チャイルドライン(特定非営利活動法人(NPO法人) チャイルドライン支援センター) 0120-99-7777 (フリーダイヤル)
・子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)(文部科学省) 0120-0-78310(フリーダイヤル)