お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さん(41)が、2022年5月11日に公開されたテレビプロデューサー・佐久間宣行氏(46)とのコラボ動画で自身の経歴を振り返り、「もっと僕はスターになるはずだったんですよ」と訴えた。
「スターになるはずだったんですよ」
西野さんの発言は、YouTube動画「【ガチトーク】キングコング西野 後編 なぜ僕は叩かれる?西野ぶっちゃける!」で飛び出した。
動画では、活動がたびたび批判を集める西野さんについて2人が理由を分析している。17年には手がけた絵本「えんとつ町のプペル」を無料公開したことで「業界を潰す気か」などと炎上したという。
「叩かれる人とそうでない人の差」というテーマになると、西野さんは「なんで佐久間さんって叩かれないんですか?」と疑問を投げた。クリエイターでありながら予算の管理などもしている点で、「やってる事でいうと僕と変わってないはず」と主張。
佐久間氏は「西野は若くしてそこに立ったから妬みの方があったんだと思う」としつつ、西野さんの「もうおじさんですよ。もう卒業したい」という言葉には、「炎上のループから?確かにもう抜けてもいいよね」「作品つくって届けるための努力してるだけだもんな」という。
そのうえで西野さんとの違いを、「出の問題だと思う」と推測。
自身が叩かれない理由は「サラリーマンとしての方が先に来てるから」「出がサラリーマンだからお金の話をするのが当然...のところから『クリエイター』(になった)」とする。佐久間氏は2021年にテレビ東京を辞めてフリーランスとなった。
西野さんについては「『芸人』とか『クリエイター』とか、お金関係ありませんって方から行ってお金(の話)だから」とし、印象が異なるとみる。
これに西野さんは「あぁ〜なるほど」と強く同意した。後悔した様子で「2年で良いから挟んどいたら良かった!『元サラリーマンです』は」といい、「はぁー完全に失敗しました」とこぼす。「失敗はしてないけどね」とフォローする佐久間氏に、
「いやしてます。なんかもっと、もっと僕は、スターになるはずだったんですよ」
と訴える。佐久間氏が「もっと万人から満遍なく愛される予定だった」と応じると、「ほんまに」と頭を抱え、
「プペルやってるんですよ。『ハロハロ、ハロハロウィン』(編注:同作の歌の一節)とか言ってるやつが嫌われてるってもう終わってる...こんな楽しいハッピーエンドのファンタジーやってるやつが、何で嫌われなきゃいけないんすか」
と嘆いていた。
動画のコメント欄には、「佐久間さんの言語化が的確すぎてすごい」「もっと愛されるはずだったはおもろ過ぎる」などの声が寄せられている。