「足を上げて着くというイメージが強すぎる」
現役時代、鈴木と同じように足を上げてタイミングを取っていたという高橋氏。自身の経験を踏まえた上で「誠也選手は足を上げて着くというイメージが強すぎて上げたらすぐ着くわけ。時間がない。上げて、着く。表面的にはタイミングを取っている感じだけど全く取れてない。本当だったらもっと足を早く上げなきゃいけない」との見解を示した。
また、高橋氏はエンゼルスの大谷翔平選手(27)を例に挙げ、鈴木の打撃と比較、分析した。
「大谷君みたら分かるけど、ノーステップでパッと早くタイミングを取って『のー・さん』で打てるんだけど誠也君の場合は『いち・に』で、『の』がないわけ。だから『いち』『に』になるわけ」
そして「自分じゃ気付かないところがあるから、そういうところだけ気を付けてアドバイスなんかしたらすぐ直ると思う」と打撃復調に期待を寄せた。
なお、鈴木は5月9日(日本時間10日)のパドレス戦で右足首を負傷し6回の守備から交代。10日の同カードではスタメンから外れ、9回に代打で登場しセンター前にはじき返して2試合連続安打を記録し、打率を2割5分5厘とした。
Seiya draws a lot of walks.
— Chicago Cubs (@Cubs) April 17, 2022
This is not one of them. pic.twitter.com/CmVxOldx1p