参院選で「『一味』であるかのような認識が県民に広がると」
22年夏に控える参院選にも影響が出そうだ。山下容疑者のおひざ元の参院岐阜選挙区(改選数1)では、国民民主が新顔で元CBCアナウンサーの丹野みどり氏(48)の擁立を決めている。丹野氏の擁立をめぐっては、国民民主、立憲、両党の支援団体の連合岐阜が連携して候補者選びを進めてきた経緯があるが、この協力関係の行方も不透明になってきた。
玉木氏は
「立憲民主党さんからの応援がどうなるのかは、それは他党の決める話」
だとする一方で、山下容疑者が所属していた立憲の仲間だとみられることが悪影響を与えかねないとの見方を示した。
「それにしても本人も頑張ってやっていたので、本人にも何かそういう、『一味』であるかのような認識が県民に広がると、選挙にとっても不利に働きますからね...」
岐阜選挙区は、自民現職で国土交通副大臣の渡辺猛之氏(54)と共産新顔の三尾圭司氏(45)も出馬予定だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)