2022年5月10日に放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」のワンシーンに対し、視聴者の間で緊張が走った。
9日の放送で詐欺にあったことを気に病み、酔った勢いでハンバーガー店で暴れたヒロインの兄・賢秀(竜星涼さん=29)。その後の賢秀の態度が、ヒロインの比嘉暢子(黒島結菜さん=25)の逆鱗に触れた。
台ふきんを賢秀に投げつけつつ、「ぽってかす!」
ハンバーガー店での大立ち回りに対する周囲からの追及が一段落し、落ち着きを取り戻した比嘉家の台所では暢子が包丁を握っていた。すると、賢秀は直前のシーンまで見せていた殊勝な態度とは打って変わっていつも通りのぐうたらな態度を見せつつ、「暢子、ご飯まだ?」と一言。なおも「俺はもう、腹が減って死にそうなわけさー!」「明日は明日の風が吹く!」といった言葉を暢子に浴びせ続けるが、本当に反省しているのか疑わしいこれらの言葉に対し、暢子の堪忍袋の緒が切れた。
涙を浮かべる暢子は包丁を置くと、台ふきんを賢秀に投げつけつつ、「ぽってかす!」(バカ野郎!)と絶叫。複数回の叫びのあと、暢子は台所から飛び出してしまったのだった。暢子については当該シーンの直前で、賢秀が詐欺で盗られた金が大叔父の賢吉(石丸謙二郎さん=68)から借りた金だったため、新たに親戚への借金が発生し、自らが希望する東京での就職の可能性が潰えそうになるという場面があった。
暢子が賢秀に激怒したシーンに対しては、
「包丁投げるんじゃないかとマジでハラハラした...」
「暢子、あの包丁をニーニーに向けるんじゃないかとヒヤヒヤした」
「私だったら包丁振り回してるかも」
といった、緊張を感じる声や心情を察する声がツイッターに続々。他にも、
「暢子包丁投げなかったの偉すぎ」
「包丁を投げつけなかった主人公を全力でほめたい」
「暢子、よく堪えましたね。刃傷沙汰にならないかとハラハラ...」
と、最悪の事態は回避できたことに安堵する声も上がっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
下地先生には許してもらえたものの、だまされたお金が戻ってくるはずもなく…。
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) May 10, 2022
のんきな賢秀の態度に、とうとう堪忍袋の緒が切れた暢子。#ちむどんどん #朝ドラ#黒島結菜 #仲間由紀恵#竜星涼 #川口春奈#上白石萌歌 pic.twitter.com/ySK8W9tL3K