「ギターソロをスキップしないで〜!(笑)」
そうした中、7日に「ギターソロをスキップしないで〜!(笑)」とツイートしたのが、世界的なヘビーメタルバンド「メガデス」のギタリストとして活躍したフリードマンさんだ。フリードマンさんは日本を拠点に活動し、歌手・相川七瀬さん、ももいろクローバーZなどをサポート。音楽番組にも数多く出演している。
フリードマンさんは「サブスクでギターソロが来たらスキップする事よく分かる。そして僕でも納得する」とした上で、「ギターソロをスキップされる曲は多分、バンド物じゃなくてアーティスト系だと思う」と持論を展開する。
フリードマンさんいわく、海外のメインストリームで活動するアーティストの楽曲制作はコストがかさむ。その中で「一番節約出来る部分はギターソロ」なのだという。
「曲はギターソロ(の)『存在感』さえあれば大丈夫と思ってる方(が)居ると思う。なので、とにかくボーカル休憩の8小節、ちょっとした喧しい歪んでるギターソロ(が)あったら大丈夫になっちゃう」
ギターソロが楽曲制作の段階から軽視されていることに、フリードマンさんは「これは大丈ばない!」「ギターソロはボーカルと全く同じ存在じゃないとスキップ(される)のは当たり前だ」と主張する。
フリードマンさんは、ギターソロに存在感がある好例としてロックバンド「QUEEN」の楽曲を引き合いに出し、「フレディー(マーキュリー)のスーパーボーカルの存在感に負けないブライアンメイのギターソロ。それ程のクオリティならスキップされないだろう」と持論を示した。最後には「曲作りの段階で、ギターソロの内容、パフォーマンス、とその曲との独特な奇跡の組み合わせを大事にして欲しい」と訴えた。
ギターソロをスキップしないで〜!(笑)https://t.co/cJQ1Iu0nya
— Marty Friedman (@marty_friedman) May 6, 2022