「ブランコにハマって救出されたDQN」の現在 24歳になった彼が「8年前の黒歴史」から得たもの

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「高校生の時の黒歴史」をどう振り返る?

   笹本さんは今年4月に行政書士登録を完了し、「ささもと行政書士法務事務所」をオープンした。今回のカミングアウトに、ツイッターでは「立派になって...」「真面目そうなのにこの黒歴史には笑ってしまいました」と驚く声が寄せられた。

   なぜ行政書士をめざしたのか。笹本さんは、もともと実家の建築業の会社で営業として働いていたという。しかし外部の行政書士に頼んでいたことを自ら行えばコスト削減になるうえ、交流のあった取引先から仕事をもらうことができるのではないかと考え、勉強に励んだとのことだった。

   笹本さんは、自身の高校時代を次のように振り返る。

「高校生の時は割と強豪校のバスケ部に居たので毎日夜21時くらいまで練習して帰ったらもう風呂はいって飯食って寝るだけの生活でした。友達は割と多く、活発な性格ではあったと思います」

    ブランコ騒動については、「自分の中で美味しいネタくらいに思っています」と述べる。地元でしばらくいじられ続けられただけでなく、他県の人からも「あれ知っていますよ」などとフレンドリーに接してもらえたという。騒動を機に、交流がなかった人からも話しかけられるようになったことで友達が増えたと振り返った。

   今回、実名のツイッターアカウントで名乗り出た理由についても、「交流が増えたりすればいいな」という思いからだったという。今回の注目を活用し、事務所の宣伝などビジネスの展開に繋げていきたいという。

   インターネット上で当時の写真が拡散されていることについては、「僕自身何か悪いことがある訳ではないので拡散されていることに対して特に何も思っていません」などと受け止めた。

1 2
姉妹サイト