維新・馬場氏「奥野さんがそういう方だったというのは、ショックを受けましたね~」
ここで反町氏が「護憲の皆さんが多い集会だったんですよね?」。発言の背景について
「そうするとその場において、やはり、立憲を代表するお立場としては、多少そちらの角度が強くなってしまうという、『環境的バイアス』がかかっていた、こういう理解でよろしいですか?」
とただし、奥野氏は「まあ、そういうことです」と応じた。
「ウクライナ問題をダシにして」の部分についても、反町氏は
「実際に今、これから与党にうかがいますけれども、新藤さんや馬場さん(編注:日本維新の会・馬場伸幸共同代表。新藤氏と同様にスタジオに同席していた)が(進めている)憲法改正に向けた憲法論議は、どさくさまぎれにウクライナ問題をダシにしている、こういう理解でお感じになっているんですね?」
と追及。奥野氏は
「私はそう感じていますが、ただ議論はしっかり今回も応じていますし、ですからもう少し時間をかけてゆっくりと議論をしていきたいと思います」
と答えた。
「国民をだまそうとしている」という部分についても、撤回する考えを示した。憲法審査会が「PRの場になってしまっている」という発言は撤回せず、その意図を改めて説明した。
「もう少し、例えば緊急集会とか、少しずつ掘り下げて議論していかないと、各党が自分の思いを述べるに今はとどまっていますから、1個1個論点を整理して、きちんと掘り下げて議論していくことは必要だと思います」
新藤氏は集会での奥野氏の発言について「私としては、それはそのまま全く受け取ってません」。支持者向けのポジショントークに過ぎないとの見方を示した。
馬場氏は
「奥野さんがそういう方だったというのは、ショックを受けましたね~」
と不快感を隠さなかった。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)