フジ永島アナ、知床事故死亡の男性が残したプロポーズ手紙「涙の全文読み上げ」 ネットは意見様々

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   北海道・知床で観光船が沈没した事故で、亡くなった男性(22)が書いたプロポーズの手紙の内容がテレビなどで次々に公開され、インターネット上で様々な声が上がっている。

   亡くなった人の無念さが伝わってくるなどと理解する声もある一方、プライベートな内容を報じたことに違和感を覚える人も少なくないようだ。

  • フジテレビ「めざまし8」の公式サイト
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  • 永島優美アナウンサー。フジテレビ「めざまし8」のインスタグラム(mezamashi8.tv)から
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徐々に涙声に

   報道によると、この男性の手紙は、ウトロ漁港に駐車されていた男性の車の後部座席の下から見つかった。交際相手の女性へのプレゼントで用意したネックレスと一緒にあったという。

   2022年5月2日に北海道内で営まれた男性の告別式では、男性の手紙などの写真も飾られ、参列者の涙を誘った。各メディアでは、遺族の了承を得たとして、手紙の内容を次々に報じた。

   フジテレビ系の情報番組「めざまし8」では翌3日、永島優美アナウンサー(30)が男性の手紙のうち、交際相手の女性の呼び名が書かれた部分以外の全文を読み上げた。

   男性が女性の誕生日を祝う言葉から、永島アナが読み始め、しっかりとした声で男性の思いを伝えた。しかし、徐々に涙声になってきた。

   永島アナは、少し沈黙し、後半部分を読む声も震える。泣いて鼻をすする音も聞こえた。最後に書かれた手紙の日付を読むと涙声になって、「すいません」とお詫びした。

   司会の谷原章介さん(49)が、「永島さん、これから2人で始まるはずの未来が断たれてしまいましたね」と声をかけると、永島アナは、右手で左目をこすり、涙が止まらなくなる。

「どれだけこの青年が無念だったか伝わってきた」との声も

「すいません、あの、色々な思いがあって、この手紙は公開されたと思うんですけど」

   永島アナは、こう言って、右手で今度は右目をぬぐい、「ごめんなさい」と大粒の涙をこぼした。そして、今も行方不明のままとなっている交際相手の女性に向けて、男性のあふれる思いが届くよう願いをかけていた。

   ツイッター上などでは、永島アナが手紙を読む姿を見て、「私も泣いちゃったよ」「頑張って読みきったの凄い」と共感の声が寄せられた。また、メディアが手紙の全文公開に踏み切ったことに対し、「どれだけこの青年が無念だったか伝わってきた」「何故亡くならなければならなかったのか? 人のことを考えることがやはり大切だ」と理解する向きもあった。

   一方で、遺族の了承を得たとはいえ、一般の人のプライベートな手紙の内容をメディアが詳しく報じたことに違和感を訴える声も多い。「モヤモヤするんだけど...その手紙を読んでいいのは彼女だけでしょ?」「これはちょっと違うかな...」「永島アナは悪くないけどこれを誰もやめようと言わなかったのか」といった意見が書き込まれていた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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