「どれだけこの青年が無念だったか伝わってきた」との声も
「すいません、あの、色々な思いがあって、この手紙は公開されたと思うんですけど」
永島アナは、こう言って、右手で今度は右目をぬぐい、「ごめんなさい」と大粒の涙をこぼした。そして、今も行方不明のままとなっている交際相手の女性に向けて、男性のあふれる思いが届くよう願いをかけていた。
ツイッター上などでは、永島アナが手紙を読む姿を見て、「私も泣いちゃったよ」「頑張って読みきったの凄い」と共感の声が寄せられた。また、メディアが手紙の全文公開に踏み切ったことに対し、「どれだけこの青年が無念だったか伝わってきた」「何故亡くならなければならなかったのか? 人のことを考えることがやはり大切だ」と理解する向きもあった。
一方で、遺族の了承を得たとはいえ、一般の人のプライベートな手紙の内容をメディアが詳しく報じたことに違和感を訴える声も多い。「モヤモヤするんだけど...その手紙を読んでいいのは彼女だけでしょ?」「これはちょっと違うかな...」「永島アナは悪くないけどこれを誰もやめようと言わなかったのか」といった意見が書き込まれていた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)