人気プロゲーマーが「障害者差別発言」で活動停止処分 所属チーム謝罪「重大なコンプラ違反」

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   プロeスポーツチーム「REJECT」の人気選手が、ゲームの配信中に障害者を差別するような発言をしたとして、チームが2022年5月2日、公式サイトなどで謝罪した。同選手に対して翌3日、12月末まで選手活動停止などの処分を発表した。

   本人も、自らのツイッターで「僕の発言は決して許されないものであり、重く受け止めています」などと謝罪した。

  • SaRa選手のツイッター(@BLUEBERRYNOOB__)から
    SaRa選手のツイッター(@BLUEBERRYNOOB__)から
  • 所属するREJECTが謝罪。ツイッター(@RC_REJECT)から
    所属するREJECTが謝罪。ツイッター(@RC_REJECT)から
  • SaRa選手のツイッター(@BLUEBERRYNOOB__)から
  • 所属するREJECTが謝罪。ツイッター(@RC_REJECT)から

「なんでそこクリアリングすんの?」とつぶやくと...

   発言が問題視されたのは、SaRa選手(20)だ。REJECTのサイトなどによると、SaRa選手は、シューティングゲーム「PUBG MOBILE」部門のチームリーダーとして活動している。

   何でもこなすオールラウンダーとして紹介され、世界大会に日本代表としてチームで何度も出場している。

   問題の発言は、REJECT所属の他の選手が5月1日に行ったゲーム配信中にあった。

   「なんでそこクリアリングすんの?」。SaRa選手は、独り言のようにこう発言すると、続けて「障害者やろ マジで」と言い放った。

   この発言に驚いた他の選手は、「SaRaさん? 配信つけてるよ」と注意喚起していた。

   SaRa選手の発言は、障害者差別だろうとネット上で指摘が相次ぎ、選手としての資質を問う声も上がった。

   これに対し、REJECTは2日、「所属選手の不適切発言に関するお詫び」と題して公式サイトなどで説明した。

   そこでは、「SaRa選手の不適切発言が、当社所属の他選手の配信中に入り込んだ」として、「ファンの皆様、スポンサー各社の皆様、および関係各所の皆様に、多大なるご迷惑とご不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません」と謝罪した。

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