2022年5月8日のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、ヒロインの兄・比嘉賢秀(竜星涼さん)が語った将来の展望に、視聴者からツッコミが相次いでいる。
ニート脱却のはずが...?
沖縄の本土復帰50年に合わせて放映されている今作。1964年、まだアメリカ統治下だった本島北部「やんばる地域」を舞台に、主人公・比嘉暢子(黒島結菜さん)がふるさとの食に夢をかけて料理人を目指す物語。タイトルの「ちむどんどん」は、「心がワクワクすること」を意味する。
※以下、ネタバレを含みます。
賢秀といえば、自由奔放な性格で、腕力だけは人一倍。4月25日放送のナレーションで「何度か那覇や名護に働きに行きましたが、どれも長続きせず、今は家でゴロゴロしています」と説明されている通り、家計が苦しい状況でも定職に就かず、酒を飲んだくれては、暴力沙汰を起こすこともあった。
しかしながら4月27日の放送では、暢子から説教されたのが効いたのか、工事現場で汗を流す姿が。視聴者からは安堵の声があがる一方、はたして長続きするのか...といった不安視する声もあがった。
大きな夢を語るも「将来がヤバい」
そんな賢秀は5月2日の放送で、就職活動がうまくいかないと悩む暢子に対し「そのうち俺が上等な就職先、世話してやるからよ」と豪語する。
長女・良子(川口春奈さん)から「なに言ってるの無職のくせに」と指摘されると、「タイミングって言葉知ってる? 時機を待ってるわけ。俺はコツコツと働くより、バーンっと契約を結んでドカンと儲ける、新しいビジネスが合ってると思うわけ」と持論を展開する。きょうだいたちは冷めた目線を送るが、賢秀はそんなのはお構いなしといった様子で夢を語り続けるのだった。
こうした賢秀の態度について、視聴者からは、
「どう考えても賢秀の将来がヤバイ。山を登らないで山当てることしか考えてないな。でもそれが彼の家族を救う道やと考えてるとこが難儀」
「妹たち頑張ってんのに、にーにー永遠無職すぎてイライラするからそろそろ就業しろ」
「ニーニーみたいな奴の方が最終的にビッグになりそうw」
「ニーニーが詐欺られそうな予感がバリバリだが、騙し取られるような金もないし逆に大丈夫なのでは」
「何か気が付いたらまた無職になってない賢秀?」
などと反響があがっている。