実業家の堀江貴文さんが、大学に関する持論をツイッターで展開している。
発端となったのは、堀江さんが2022年4月23日に投稿した「そもそも賢い奴は今どき大学なんか行かないと思う。金が勿体無い」「なんで高い金払って大学なんか行くんだろう?」などのツイートだ。
「卒業した事が価値になる大学ってほとんどない」
堀江さんは東京大学を中退している。そのため先述の投稿には、一般ユーザーから「大学に行く意味はないと思ってる堀江さんはどうして大学に行ったんですか?」との疑問が寄せられた。
これに堀江さんは28日、以下のように返信した。
「何度も言うけど、それ現在の話な。インターネットもSNSもスマホもなかった時代だから行ったんだよ」
堀江さんのツイートには、「授業やサークル、キャンパスライフや大卒資格はインターネットやSNSで手に入りますか?」とする声が寄せられた。これに対し、堀江さんはこう反論している。
「授業はYouTubeとかUdemy(編注・オンライン学習サービス)とかの方が遥かにレベル高くて教えるの上手いでしょうね。サークルとかキャンパスライフはSNSで会う気の合う人の方が楽しいと思いますよ。大卒資格って笑。卒業した事が価値になる大学ってほとんどないと思いますが」
大学に関しては「卒業」よりも「合格」の価値が大きいのでは、とする指摘に対しては、
「東大ぐらいじゃないかな。合格そのものに価値が残ってるのは」
との持論を展開。その後も、さまざまな観点から大学進学の価値を訴えるユーザーの投稿に、自身の体験や感覚などをベースに反論していった。
大卒は「何百万円もかけて取りに行くようなカードじゃない」
「稼ぐ為だけに大学教育を受ける訳ではない。高給を望めないが、学びたい事はある」とする指摘に対しては、皮肉を交えて以下のように回答した。
「あ、はい。別に経済的に損してもいいっていうんなら別に邪魔はしませんよ。ただ別に大学行かなくても教員にも介護職にもなれますけどね笑」
30日には、大学進学を勧めない理由についてこう主張している。
「なんで大学進学しない方が得だって言ってるかって、人間は結構個体差激しくて10-20代は割とみんな身体の自由効くけど40-50代になると身体弱い人は無理効かなくなる。失敗するにしても早い方が良くて立ち直りも早いから」
また、「結局、大半の人は無能なんだから、大卒のカードを取りに行くほうが人生マシである可能性が高い」とするツイートに対しては、
「何言っても効かないのな、、、勝手に損すりゃいいよ別に。何百万円もかけて取りに行くようなカードじゃないのに、、、」
と諦めたような調子で応じている。
「大卒と高卒で生涯年収は何千万と違うから行ったほうがいいって単純な理由だよ」と主張するユーザーには、過去のデータは現代には当てはまらないとしている。
「それってさ、何十年も前に大学に入っていた人のデータでしょ、、じゃないと生涯年収なんてわからないよね。誰でも金さえ払えば入れる時代のこれからのデータは未知だし、期待値低そうなのはわかるよね。。」
「俺はあなたたちが損しようが関係なくてお節介してるだけなんで、私の都合とか妄想とかしてないです。勝手に損してろボケ」
奨学金制度を利用して大学進学を考える学生に対しては、皮肉を交えこう主張した。
「でもさ、凄いよね。18歳で数百万借金して元取れると思って投資してるんだから。私は親に貰った金なんでどうでもよかったけどさ。奨学金という名の学生ローン自分で背負ってるのクレージーと思うわ」
東大ぐらいじゃないかな。合格そのものに価値が残ってるのは。 https://t.co/XyFXnIH0sG
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) April 28, 2022
何言っても効かないのな、、、勝手に損すりゃいいよ別に。何百万円もかけて取りに行くようなカードじゃないのに、、、 https://t.co/eM1LaUREF4
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) April 30, 2022