「ちむどんどん、全然ちむどんどんしない」――こんなツイートが相次いでいる。NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に対してのものだ。
ちむどんどんは、沖縄方言で「ワクワクする」という意味。それが「全然ない」ということは、つまり......。
「何もかもまだちむどんどんしない」
同作は朝ドラの106作目として2022年4月11日から放送を開始。舞台は返還前の沖縄で、11日から2週間にわたって子役が出演する幼少期編が放送されたあと、25日からは主演の黒島結菜さん(25)が本格的に登場し、1971年の様子が描かれている。
ドラマは現在、第3週が終わったところ。内容は、黒島さん演じる主人公・比嘉暢子が、高校卒業を控えて就職先が沖縄県内の商事会社に内定するも、希望する営業担当者としてではなく、お茶くみをメインとする雑用係に配属されることを伝えられ、それに落胆するという演出があった。事実、26日のラストシーンは、そのことを気に病んだ暢子が、
「うちの青春、もう終わってしまうのかねー? 第2章が始まると思って、ちむどんどんしてたのに」
とつぶやいて終わるというものだった。
主人公が自らの将来を案じるという、今後の展開を暗示する放送内容が続いたにもかかわらず、ここまでの放送内容に対しては、
「ドラマの展開 ちむどんどんしない#ちむどんどん」
「ココロがワクワクドキドキしない...朝ドラ的に言うとちむどんどんしない...」
「今回の朝ドラは離脱するかも。。。何もかもまだちむどんどんしない」
といった手厳しい声も出ている。
このような反応について、J-CASTニュース編集部はドラマ、演劇、映画に詳しいライターの木俣冬氏に意見を聞いた。