謝罪会見で「赤いネクタイはない」 知床遊覧船社長を茂木健一郎が批判「この人の本質はここ」

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「そういう人が人の命に関わることの意思決定判断に関わってはいけない」

   茂木氏は「変わった人ってのは自分が変わってるってことに気づかない」と考えているとして、桂田社長もそのタイプではないかと説いた。

「あの社長も、あの謝罪会見の場で赤いネクタイをしていたら変だということに気づかない人だと思うけど、そういう人が人の命に関わることの意思決定、判断に関わってはいけないんですよ」

   茂木氏は、桂田社長が船を運航する仕事に関わっていることを批判した。

「陶芸をやってるんだったら、思いつきでやっても当然いいんですけど、船の運航は思いつきでやってはいけないわけですよね、当たり前じゃないですか。だから、僕はあの社長が赤いネクタイをしてきたのを見た時に、この人の本質はここにあるな、と。普通あの(謝罪会見の)時には赤いネクタイしないわけですよね。だけど、してきちゃったわけでしょ。そういうことをする人なんだなぁと。そういう人は命に関わるような決定には関わってはいけないと僕は思っています」

   茂木氏は最後にも「人の命に関わることについて、オリジナリティを追求してはいけない」と強調した。

   茂木氏はツイッターでも、寄せられた「それよりも、お騒がせして申し訳ありませんという、最初の言葉が引っかかってしまった」という指摘を引用し、「確かにです」と同意している。

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