「ティーカッププードル」「豆柴」人気に警鐘 専門団体が「小型化のリスク」訴えた理由

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「見た目を小さくするための繁殖には、諸々問題がある」

   ツイッターで話題となったジャパンケネルクラブの文書は、実は約15年前に公開を始めたという。サイトのリニューアルを行うたびにこの記事を引き継ぎ、現在も定期的に更新を続けている。掲載理由については、次のように述べる。

「ジャパンケネルクラブでは、純粋犬種の健全な育成のため、特別な計画なく近親繁殖をすることを避けるよう啓蒙しておりますので、懸念していることを多くの方に知っていただくため掲載致しました」

   同会が目指す「純粋犬種の健全な発展育成」とは、「犬種ごとの『スタンダード』等を理解している繁殖者が計画的に繁殖することによる犬種の保存、心身の健康や人との幸せな 日常生活を実現するもの」だとしている。

   今回、ティーカッププードルや豆柴への懸念点がツイッターで話題になったことについては、次のように述べた。

「見た目を小さくするための繁殖(大きく成長しないよう食事量を減らす等の不適切な飼育方法を含めて)には、諸々問題があるということについて、SNS 上で注目されることは喜ばしいことであり、健全な犬の育成について深く正しいご理解をいただけるよう願っております」
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