「電影少女」の「眼」が与えた影響
最近は怪談にも興味があるという桂さん。報道陣に自身の作画の特徴を聞かれ、「僕はSFが好きなんですが、現実感の中に不思議なものがあるのが面白さだと思う。怪談もそうなんだけど、日常の中で変なものが起こるから面白いんです。その日常を本当にできるだけリアルに皆見てもらいたいと思って、すごくリアルな絵になってきたんだろうと思います」と答えている。
他にも桂さんの絵に現代のマンガが影響を受けているというのではという質問に
「そうじゃないのかなと思っていたんだけども評論家も誰もそう言ってこなくて...自分で言う程ではないかなと(笑)。例えば電影少女のマンガの眼は当時のマンガよりもにぎやかにしたくて線を加えてみたんですが自分で見てすごくクドく感じた。でもそれ以降皆がこれをやりだしたので(影響を与えちゃったのかなと)僕は思います」
と答えていた。本展は5月8日まで池袋サンシャインシティで毎日10時から18時30分まで開催。一般入場券は1500円、特典付入場券は2000円にて販売中。
(聞き手・構成 J-CASTニュース編集部 大宮高史)