ヤマト運輸の配達員の行動がツイッターで賞賛されている。
業務中の配達員が走って向かった先は、段差を登れず困ったような様子の車いす利用者。配達員は颯爽と介助し、車に戻った。この様子を撮影した動画がツイッターで拡散され、「優しい」「素敵!」などと話題になっている。
「コレが本当のクール(カッコいい)宅急便」
あるユーザーがツイッターで2022年4月26日、ヤマト運輸の配達員の取り組みを「優しい」と紹介した。20秒ほどの動画には、前に進めなくなってしまった車いす利用者が映っていた。
車道から歩行者通路にあがる段差が、車いすを阻んでいる様子。車いす利用者は、片手で柵をつかんで踏ん張っていた。
すると近くに停車していたヤマト運輸の配達員がトラックから降り、駆けつけてきた。配達員は走りながら声をかけ、車いす利用者の元にたどり着くとすぐに介助を行った。背もたれの手押しハンドルを握り、車いす利用者を歩行者通路へ押していった。配達員は介助を終えると、すぐに走って車に戻った。
この動画は27日17時点までに、11万件超のリツイート、65万件超の「いいね」が寄せられる大きな反響を呼んだ。リプライ欄には「コレが本当のクール(カッコいい)宅急便」「手を貸してすぐに戻るとかヒーローやん!」といった声が寄せられている。なかには自身も車いす利用者だとして「わたしも押してもらったり、ハマったのを押し上げてもらったり、車椅子から落ちたのを戻してもらった事あります」と感謝する声もあった。