「醜悪な売国奴には恥ずかしい破滅しかない」
対外宣伝サイト「わが民族同士」は4月26日付けの記事で、代表団を送った次期政権について「朝鮮民族の血が流れているのか問わざるを得ない」とし、「黎明」と同様の「サムライたちに再侵入の道を~」の主張を展開した。さらに、李明博、朴槿恵両政権を名指しして
「歴史は、民心に逆らい民族反逆を事とする醜悪な売国奴には恥ずかしい破滅しかないことを、鉄の真理で刻んでいる」
などと次期政権の破滅を主張した。
4月22日には、国営朝鮮中央通信が、金正恩委員長と文在寅大統領が親書のやり取りをしたことを報じている。記事では、その様子を
「北南の両首脳は、親書を通じて温かい安否のあいさつを交わした」
と表現した。現時点では次期政権を批判しているのは対外宣伝サイト。国営メディアの動向が今後の焦点だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)