電動キックボード走行中「ひき逃げされた」 右折車衝突の動画に賛否両論...被害者明かす当時の状況

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「ブレーキ性能よりも、電動キックボードの認知を広めていくのが重要」

   この事故について、ロビンさんは、川口署に被害を訴えた模様で、警察から診断書を書くように言われたとツイッターで明かした。

   4月25日のツイートでは、事故の相手が見つかって、この相手は事故を認めていると聞いたと報告した。

   キックボードの運転で意見が相次いだことについて、ロビンさんは25日、J-CASTニュースの取材にメールで回答し、「ネット上の声は大変多くの反響があって賛否両論ですね。事故に関しても擁護、批判両面から意見が割れていると思います」と感想を語った。一方で、「普段から2輪車や自転車をよく運転する方、自動車を含め運転にかかわる職種の方は冷静なコメントをくださっていると思います」とも述べた。

   そのうえで、今回の事故について、次のように振り返った。

「交差点突入時、左側の植え込みの陰の部分に意識が強くいってしまったため、前方の右折ウインカーに気が付くのが遅れてしまい、ブレーキをかけるタイミングがワンテンポ遅れてしまった要因があり、その点におきましては事故を回避できた可能性もあるとおもうので反省するところです。しかしながら、映像や現場を実際に見てみると強引に右折されてきた時点で横断歩道上まで来ていて接触地点までの距離は10mもありません。キックボードではなく原付、大型二輪車であっても衝突回避するのは難しいのではとの声もあります。今回幸いにも両ひざの怪我程度で済んだのは、映像ではわかりにくいかもしれませんが、なんとかブレーキが利いてある程度減速できたおかげだと思っています」

   電動キックボードは、ブレーキをかけて止まるのが難しいのではないかとツイッター上などで指摘されていることについては、こう説明した。

「ブレーキ性能は一定の基準をしっかりとクリアしていると思いますし、乗っていた車種はフロントはディスクブレーキ搭載なので安全性は重視していると思います。両輪ディスクブレーキの車種も増えてきています。運転技術に関してキックボードは新しい乗り物なのでまだ誰もが初心者マークの状態です。また、走行する様子を見たことがない人が圧倒的に多いと思われます。ブレーキ性能よりも、電動キックボードの認知を広めていくのが重要だと考えています」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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