AKB48時代は「自分でいろんな問題を起こしたり、自分で自分を苦しめたり」
振り返ると、AKB48時代は大場さんにとっては順風満帆ではなく、「本当に自分でいろんな問題を起こしたり、自分で自分を苦しめたり、もうどうしていいかわからないことがたくさんあった」。グループ加入前のSNSの内容が問題になり、11年9月から11月にかけて謹慎を余儀なくされたことや、「大場チーム4」が志半ばで事実上解体されたことを指すとみられる。
これと対比する形で、4月1日から3日にかけて行われた卒業コンサートで流された過去の映像を見たときに、SKE48での活動の充実ぶりを「『あー、私、SKE48に来てから泣いてないや』って思ったんですよ」と実感したという。
要望に耳を傾けてくれたスタッフや、自らにチャンスを与えてくれたファンへの感謝を述べ、改めて涙と冗談交じりでメンバーに言葉をかけた。
「みんながアイドルしてる姿をちゃんと応援するから、アイドルでいるうちは是非楽しんでください。そして、何かあっても、いつだって私に連絡してきてください。あの...、お金がなかったら深夜バスで名古屋に来ます!(会場に笑い声)でも、頑張って稼いで新幹線乗って来ます!」
大場さんが正式にSKE48を離れるのは4月30日だが、ステージに立つのはこの日が最後。最後の楽曲に選んだのは、大場さんが初めてランクインした11年の選抜総選挙後の結果を反映してリリースされた「抱きしめちゃいけない」だった。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)