「他にやり方あったでしょ」 元ロッテ守護神が白井球審の「佐々木朗希詰め寄り」に疑問

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   プロ野球・千葉ロッテマリーンズで抑えを務めた荻野忠寛氏は、2022年4月24日の試合でロッテ・佐々木朗希投手(20)に詰め寄った白井一行主審(44)について「他にやり方あったでしょ」とツイッターで疑問を呈した。

  • 佐々木朗希投手(写真:YONHAP NEWS/アフロ)
    佐々木朗希投手(写真:YONHAP NEWS/アフロ)
  • 佐々木朗希投手(写真:YONHAP NEWS/アフロ)

「完璧な人間はいない」

   荻野氏は06年大学・社会人ドラフト4位でロッテに入団。07年~09年まで3年連続50試合以上に登板し、08年は抑えとして30セーブを挙げた。14年にロッテを退団後、社会人・日立製作所でプレーしていたが16年に引退。現在は「センスを磨く」ことを目的としたオンラインサロンを運営している。

   24日のロッテ対オリックス戦では、投球のボール判定に不服そうな態度を見せた佐々木投手に白井球審が詰め寄り、18歳の松川虎生捕手が止めに入る場面があった。

   荻野氏は「良いゲームというのは両チーム、審判、ファン、試合に関わるすべての人で作るもの。いきなりケンカ腰で詰め寄られても...。他にやり方あったでしょ」と、白井球審の行動に疑問を呈した。

   一方で「僕の経験上プロ野球選手の多くは審判をリスペクトしている。プロ野球の審判の技術は本当にすごい。特にストライクボールの判定はボール半個分以下まで見極められる。プロ野球選手が選ばれた人なら審判も選ばれた人。誰にでもできる仕事ではない」と説明。その上で、こう投げかけた。

「投手は審判に育ててもらい審判も選手に育ててもらう。佐々木朗希選手も審判が気分を害したなら考えなければならない。そうやってお互いに成長していくことがスポーツだと思う。完璧な人間はいないのだから」
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