リアル書店の存在意義
リアル書店の特徴としては、多くの本が平積みにされているなど、書店員さんがおすすめする本が並んでいて「自分が興味を持っていないもの」でも目に入りやすい点にあると言えます。
ネット書店は欲しい本が決まっていればすぐに手に入れられて便利ですが、「新しい本とのめぐりあい」という面ではリアル書店での体験に軍配があがりそうです。
また、ネット書店では古書が定価よりも高値で売られていることも多くなっています。古書が定価の3倍以上で売られているという事例もあったそうで、発売から時間が経った本でも在庫があれば定価で購入できるのもリアル書店のメリットと言えるでしょう。
<古書価格が軒並み高騰しているせいで簡単に買い直すのが難しい時代になってしまった - Togetter>
読書が好きで読む本の幅を広げたい人や、何らかの理由で本を集めている人などにとってリアル書店は必要不可欠な存在。書店が閉店するニュースを聞くたびに胸を痛めつつ、リアル書店が生き残るための議論を展開せずにはいられないようです。
書店の淘汰と存在意義の話題がTwitterで盛り上がる理由として、次の3つが挙げられます。
・読書好きなTwitterユーザーをはじめ、リアル書店がなくなることへの懸念を抱いている人が多い
・リアル書店で働いているユーザーによる現場の声や問題を知ることができる ・ネット書店の良さ、リアル書店の良さをそれぞれ活用していきたい気持ちがシェアされやすい
以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。次回もお楽しみに。