ドライブレコーダー映像の提供を受け、県警が内容を確認中
被害者は、警察とやり取りを続ける一方、黄色い車の男は、窓から手を出して、後続車に先に行けと合図を送るような仕草をした。すると、1台が追い越し車線から先に進み、被害者がそれに続こうとすると、黄色い車にブロックされた。
被害者は、車をバックさせてから走ると、黄色い車は、蛇行運転をしてまた妨害する。車がストップした後、黄色い車の男は、先に行け合図のような仕草をして、後続車が次々に通り過ぎると、しばらくして黄色い車は加速して去って行った。
この2分半ほどの動画は、2022年4月21日にユーチューブ上で投稿された。
投稿者は、被害者からドライブレコーダー映像の提供を受けたという。あおり運転の被害は、千葉市若葉区内の野呂パーキングエリア近くの千葉東金道路の下り線で受け、被害者が追い越し車線を走行中に幅寄せされた後に動画の行為をされたとしている。
ドライブレコーダーの映像を千葉県警に提出し、県警が捜査しているとも報告した。
あおり運転の訴えについて、県警の高速隊は22日、被害者からの110番通報に基づいて捜査していると取材に答えた。
通報があったのは、16日午後0時50分ごろで、被害者から当時の状況について話を聞くとともに、ドライブレコーダー映像の提供を受けて、その内容を確認しているとした。あおり運転としては、妨害運転や暴行の罪に問われる可能性があるが、事前に双方でどんなやり取りがあったのかなど、妨害運転などの容疑になるかはその内容によるとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)