前原氏「立憲が共産党との関係をどうするかをきわめて注視」
国民民主が福山氏の対立候補の側についたことで、立憲との亀裂は決定的だ。前原氏は、今後の立憲との関係について
「立憲さんが、今後共産党さんとの関係をどうされていくのかいうことを、きわめて私は注視している」
と述べた。前原氏は4月19日に立憲・泉健太代表と会談して相互推薦について伝えたといい、
「我々としては非自民・非共産の枠組みの中で、協力できることは協力していくという考え方はお伝えした」
と説明している。
立憲の泉代表は4月20日午後に記者団の取材に応じ、1人区と2人区で候補者調整が進んでいることに言及しながら、「残念ながら、京都ではそれが我々として望む形にならなかったということで残念」だと述べた。その上で次のように話し、国民民主の動向にかかわらず、京都選挙区の情勢を楽観視していないことを強調した。
「関西は維新が非常に強いところで、それはもとより、今、国民民主党がどうこう動くという以前から、決して簡単な選挙区ではないというふうに考えている。候補者の構図としては想定をしていた構図で、その中で全力を尽くしていきたい。議席獲得を果たしたい」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)