2番・佐藤輝の新打線も機能せず...
今年はプロ2年目の佐藤を開幕から4番に据えていたが、チームが低迷しているのを受けて打線のテコ入れに着手。佐藤は4月14日の中日戦(バンテリンドーム)から2番に入り、リードオフマンの近本を3番、中野を新たな1番に据えた。大山が4番に入った新打線だが機能しているとは言い難い。
近本、中野ら俊足の選手を生かした緻密な野球を行うのか、佐藤を2番に据えて初回から大量得点を狙う攻撃的な布陣で戦うのか方向性が見えない。下位打線の弱さも気になる。6番での起用が多い糸原健斗は打率.189、0本塁打、4打点と好機でブレーキになることが多く、7番以降もなかなか固定できていない。
首位・巨人と11.5ゲーム差まで開き、最短で4月29日に自力優勝が消滅する危機となった。
「さすがに4月中に自力優勝が消滅することはないと思いますが、今のままでは浮上のきっかけがつかめない。リーグ優勝どころかCS進出も厳しいでしょう。今年限りでの退任を明言している矢野監督も意地があるはず。阪神ファンを失望させないためにも逆襲してほしいですね」(スポーツ紙記者)
ペナントレースは120試合以上残っている。どん底から上昇気流に乗せられるか。(中町顕吾)
10回表 #ソト 選手の #サヨナラホームラン で試合を決める????????????#baystars pic.twitter.com/UdEM8ImGgX
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) April 20, 2022