大リーグ・エンゼルス大谷翔平選手(27)の二刀流ならではのユニフォーム姿にファンの注目が集まっている。
大谷は2022年4月20日(日本時間21日)にミニッツメイドパークでアストロズと対戦し、「1番・投手」として先発。投げては6回1死まで1人の走者も許さないパーフェクトピッチング。ジェイソン・カストロ選手に初安打を許したものの、6回1安打無失点、自己最多タイとなる12奪三振の好投で今季初白星を挙げた。
登板前投手「2打席」は大リーグ史上初
打者としては初回に打者一巡で回ってきた第2打席で2死満塁から2点タイムリー。6回1死走者なしの場面ではセーフティーバントを決め今季3度目のマルチ安打をマークし、この日は4打数2安打2打点1四球だった。
スポーツ紙などの報道によると、先発投手が投球前に2打席こなしたのは大リーグ史上初の出来事だという。
投打にわたり大活躍の大谷だったが、インターネットでファンの注目を集めたのが初回のマウンドだ。大量6点を奪った攻撃後にマウンドに上がった大谷のユニフォームは右側の胸部から膝にかけて土がべったりと付着していた。
これは初回の第1打席で四球を選び出塁した際、相手投手のけん制で塁に帰還した時にヘッドスライディングした時に付着したもの。先発マウンドに上がる前に打者として躍動した二刀流ならではの「勲章」でもあった。
「ユニフォーム泥だらけの永遠の野球小僧」
ツイッターでは「こんなユニフォーム汚れた先発ピッチャーいます?」「マウンド上でユニフォーム泥だらけの永遠の野球小僧」「ユニフォームが泥だらけの投手、大谷ならではだな」「ピッチャーが初回からユニフォーム真っ黒っていうのも記録じゃねえの」などのコメントが寄せられた。
また、韓国メディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)は21日に速報で大谷の活躍を伝え、「これが先発投手のユニフォーム?初回に何が起こったのか」などのタイトルで記事を公開。記事では初回の攻撃の詳細を伝え、大谷が二刀流であるがゆえこのような姿になったことを解説した。
なお、チームは大谷、テペラ、イグレシアスの3人の投手リレーでアストロズ打線を1安打に抑え、6-0の完封勝利を収めた。
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— Los Angeles Angels (@Angels) April 21, 2022