「合成みたい」ピクニック写真にまさかの乱入者 姉妹が語る「奇跡のスリーショット」撮影秘話

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   ピクニックで「奇跡のスリーショット」が撮影された。カメラに向かってピースサインを作る女性2人の横に、体を正面に向けながら大きく羽を広げた野生のトンビが映り込んだのだ。

   この写真を、撮影者の姉が「合成みたい」などとツイッターで紹介すると、2022年4月20日時点で5万5000件のリツイート、36万7000件を超える「いいね」が寄せられる大きな反響を生み出した。

   J-CASTニュースは、この姉妹にトンビが映り込んだ経緯を取材した。

  • りりさんが拡散した「野生のトンビとの奇跡のスリーショット」
    りりさんが拡散した「野生のトンビとの奇跡のスリーショット」
  • りりさんが拡散した「野生のトンビとの奇跡のスリーショット」

「気づいたのは、トンビが私達の横を通過したあとでした」

   トンビとのスリーショットを拡散したのは、ツイッターユーザーのりりさん(23)。本人への取材によれば、妹がインスタグラムのストーリーに掲載したものだという。映っているのは妹とその友人で、キャプションには「本日のハイライト『野生のトンビとの奇跡のスリーショット』」と記されている。

   りりさんは投稿の経緯について、「自分が見た時に面白すぎてしばらく笑いが止まらなかったので、載せたらバズりそう?ぐらいの軽い気持ちで載せました」と振り返った。

   撮影したりりさんの妹(22)は、トンビが映り込んだ経緯を次のように説明する。

   春になり、温かくいい天気が続いていたことから、友人と「オシャレなピクニックをしたいね」と話し合って出かけた。撮影したのは17日の14時ごろ。近くのカフェで食べ物を用意し、レジャーシートをひいて撮影を楽しんでいるときのことだった。

「この友だちと遊ぶ時は普段からよく動画をまわしていて、ピクニックの際も、何気なく動画をまわしていました」

   食事を購入したカフェの店員からは「トンビに気をつけてください」と言われていた。しかし周辺を見渡すもトンビのような鳥は見当たらなかった。動画撮影を始め、何気なくカメラにピースサインを向けていたら、いつのまにか隣に現れていたのだという。

「近づいてきているのはお互い一切気づいていなくて、気づいたのは、トンビが私達の横を通過したあとでした。いきなり強い風が吹いた感じがして、2人で『ぎゃああああ』と叫んでいました」
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