料理研究家でユーチューバーのリュウジさんが2022年4月19日、18日付で解任された吉野家元役員の不適切発言をめぐる騒動に、「毎日作っている店員さんや長年牛丼を愛してきた人はどう思うだろ」などとツイッターで反応した。
「作っている店員さんや牛丼を愛してきた人はどう思うだろ」
リュウジさんは「吉野家取締役が『生娘をシャブ漬け戦略』発言 会社が謝罪『極めて不適切』『到底許容できない』」というJ-CASTニュースの記事をシェア。吉野家取締役が早稲田大学の社会人向けマーケティング講座に登壇し、受講生のSNS投稿によれば、自社の若年女性向けマーケティングを「生娘をシャブ漬け戦略」と発言したほか「田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢・生娘な内に牛丼中毒にする。男に高い飯を奢って貰えるようになれば、絶対に食べない」とも話していたことなどを報じている。
リュウジさんは「料理に携わっている人間からすると多くの人から何十年も愛されている自慢の看板商品のはずの牛丼を『高い飯を奢ってもらうようになったら絶対に食べない』と提供する側が言ってしまっているのも悲しい、毎日作っている店員さんや長年牛丼を愛してきた人はどう思うだろ」とつぶやいた。
「僕は勉強の為に高い料理も食べるけど吉野家の牛丼も食べますよ だって美味しいじゃん」と自身も利用することを明かし「吉野家さんには自信もってもらいたいです」と呼びかけ。「ちなみに僕はすき家派です。異論は認める」とも付け加えた。
こうしたツイートには「その戦略のもと毎日牛丼作らされてたんだって思ったら、なんだか店員さんたちがかわいそうです」「元吉野家キャストからすると、今回の件はとても残念です...」「自社製品にもっと誇りを持って欲しい」などの声が相次いでいる。