借り主は、反省して謝罪し、費用は全額負担する方向に
スカイレンタカーのツイッターは、今回の件で多くの連絡を受けたと明かし、レンタカーは、貸し出した店に返ってきている途中だと報告した。
スカイレンタカー運営会社のJ-ウィングレンタリース(横浜市)は4月19日、担当者が取材に状況をこう説明した。
「貸し出した車は、昨夜のうちに自走して店に返って来ています。水溜りでスタックしただけで、エンジンが動かなくなったわけではありません。助手席のフロアが濡れていましたが、そんなに水に浸かったわけではありませんでした。今のところ、エンジンに問題は見つかっていませんが、車を清掃している段階で、購入先のディーラーに異常はないか点検に出す予定です」
貸し出した車は、溝の深いオフロード専用のタイヤを装着しておらず、河川敷などを走ることはNGだったとした。レンタカーは、公道以外を走ると、保険の対象外になるという。休業補償は、自走可能なら2万円、事故車になれば5万円が規定で借り主に請求される。今回の場合は、修理代も含めた費用は、数十万円になりそうだという。
「お客様は、そうした認識がなく、オフロードでもいいと思ってしまったのでしょう。雨が降った後などで、河川敷の水溜りは、思ったよりも深かったのだと思います。お客様は、深く反省しており、謝罪していただきました。自己責任として、費用も全額負担していただけると聞いています」
ハイラックスGRスポーツは、メーカー希望価格では、約430万円する。スカイレンタカーでは、新車で1台を購入し、2月末から東京都と神奈川県の計3店で回して貸し出していた。今回のアクシデントでは、廃車にせずに使えそうだといい、できればゴールデンウィークに間に合わせたいとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)