「コロナは風邪」発言理由に舞台を大量降板 当事者が続々暴露も...団体が否定「都合が良すぎる」

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「コロナは風邪だ」について「そのような発言はしておりません」

   Aznet Produceはその後、立花氏の名前で18日夜、ツイッターに「降板キャストの発言に事実と相違がある点について」と題した文書を公開。「降板したキャストが主催の『コロナは風邪だ』という言葉で降板したと揃って言っておりますが 団体側としてはそのような発言はしておりませんし、残ってくれたキャストもそのような発言はなかったと認識しています。類似した表現はあったかもしれませんが、あくまでも例えの話です」と、降板キャストらの投稿内容を否定した。

   団体側が伝えたかったことは「これ以上は団体のエゴであり皆さんを巻き込むことが出来ない」「降板したことは一切責めない」「降板した際もそれは団体からお願いしたことを公言する」の3つだとし、「コロナを風邪だと思っているのならそもそも降板して下さいなんて対応をまずしません」と指摘されている発言を重ねて否定した。

   作演出の輪島氏は、顔合わせの時から「例え陽性者が出たとしても、何かしらの対策をしながら公演は行っていくつもりです。最悪、日曜に配信公演だけでも出来ればいい。それくらいの思いでやっています」と説明しているという。降板するかどうかをキャストに決めてもらう際も「強要はしたくないし、この場(稽古場内)にいるとやらなければいけないみたいな圧力になってしまうから、考える時間を設けさせて下さい」と1時間ほど設定し、「個々で結論を出してくれれば大丈夫です。今すぐ結論が出ないなら返事は明日でも構わないです」と伝えたという。

   すると、今回降板したキャストらは「外でみんなで相談した上で、全員で降板しますと言いに来られました」「結託し、更には稽古場に残っていた人間をLINE で呼び出し話し合いをしています」という。団体側は「その話し合いの間で事実がねじ曲がり、 主催がそのように言ったからだという刷り込みがされた可能性もあります」と推測。「お互いにフェアで居たいという思いから個々で判断して下さいと時間を設けたのに、降板されたキャストが口々に『コロナは風邪』と示し合わせたようにTwitterに書くのはちょっと降板した側にとって都合が良すぎるのではないでしょうか」とした。

   立花氏は「(コロナを)風邪だと思っていないから、色んな所に迷惑をかけたくないので辞退して下さいとお願いをしたのです」と改めて強調。各種対策も取っていることをこう伝えている。

「決して命を軽んじているわけではありませんし、コロナを軽く見ているわけではありません。現状のオミクロン株に対するコロナ対策、潜伏期間、PCR検査、他団体のコロナ発生時の対応など常に情報収集も常に行っております。その上で、現在コロナを5類にするかどうかという議論も政治上行われていたり、諸外国のコロナのあり方を見て陽性者が出ても公演を継続するにはどうすれば良いのか、ということを考えていただけです」

   立花氏は「こちらの言い分としては事実と違うことを発信されている」と繰り返す一方、「再三申し上げますがこちらは降板したキャストを責める気は全くありません。むしろ、いろんな思いがある中で降板という決断を下してくださって有難うございますと思っています。帰り際の役者にも有難う御座いましたと声をかけています」と感謝も伝えた。

   その上で「これ以上は言った言わないの水掛け論になってしまいますので論争するつもりもありませんが 事実と違う発言が独り歩きしているこの状況は余りにも残ってくれたキャストが可愛そうです、公演をやると残ってくれたキャストに対して責めるような発言をすることは辞めて下さい」と呼びかけ。「全員、コロナに対してきちんと理解をした上で自分の意志で残ってくれたキャストです。この状況でも公演をやりたいと残ってくれたキャストの思いは守らせて下さい」としている。

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