イモを愛する大学生、キャッサバ掘ってタピオカ作りに挑戦 最も苦労したのは?

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完成した手作りタピオカの味は

   22年4月、ようやくタピオカが完成。ミルクティーとともに食べたという。どんな味だったのか、てるてるさんは次のように振り返る。

「一般的に売られているタピオカは、流通しやすいようにいったん乾燥させたものだと思います。水につけると元に戻せるような状態です。
今回作ったものは乾燥の過程がなく、生地からそのまま茹でました。そのためか、火の通りがよく、全体が均一にもちもちとした触感となっていてすごく美味しかったです」

   寮の後輩に振舞うと「自分から進んでタピオカを飲むような子ではなかったのですが、これは美味しいと言って飲んでくれたので嬉しかったです」と好評だったそうだ。

   てるてるさん自身もタピオカの熱狂的なファンではないという。「ブームの時にものすごく食べていたわけでもなく、子供のころからたまに食べるくらいです」と明かした。しかし「資料が少なく、まだ多くの人が取り組んでいないことに挑戦することに燃えるタイプ」だと称し、今回のタピオカ作りを楽しかったと振り返った。

   また今回手に入れたキャッサバはタピオカ以外にも調理して食べたという。

「茹でたキャッサバはサツマイモの甘さを薄くしたような感じで、それはそれで美味しかったんですが、一番おいしかったのは揚げたものです。
揚げることによって、繊維の部分がぱりぱりとした触感になります。さらにイモの内部にはほのかの甘みやほくほく感があって美味しかったです」
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