お笑いタレントの水道橋博士さんが、親交の深い映画監督・園子温氏の性加害疑惑報道について言及した。
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水道橋博士（2018年撮影）
今回の報道は「一部やってるだけでも許されない」
園監督をめぐっては「週刊女性PRIME」が2022年4月4日、性行為を強要されたと訴える女性俳優らの証言を報じた。翌5日に園監督は個人事務所「シオンプロダクション」に直筆の謝罪文を公開。関係者に謝罪しながら、「今回の週刊誌報道の記事については事実と異なる点が多く」とも書いている。
園監督と公私ともに交流のある水道橋博士さんは13日、自身のYouTubeチャンネルに公開した動画で、同じく同監督と親しい映画評論家・町山智浩氏と対談。今回の報道に対し、水道橋博士さんは「園子温さんがあの言われていることの一部でもやっているだけでも許されないと思っている大前提です」と前置きした上で、園監督の人間性について語り始めた。
酒に関して「一番たちが悪い」
園監督との初対面を「こんなに面白い人がいるのかと衝撃を受けた」と振り返る水道橋博士さんだが、知り合う前は「園子温と博士は絶対に会ってはダメだ」と周囲から止められていたという。その理由は、園監督が酒に関して「一番たちが悪い」からとのことで、「すごい泥酔して絡んだり、お金を払わなかったり、喧嘩をしたりするんですよ。それで僕は『園子温は会っちゃダメだ』という噂を聞いていたんですね」と語った。
その後、2013年には一緒にライブを開催し、またある時は、自身の紹介で園監督がTOKYO MXの番組レギュラーになったこともあったという水道橋博士さん。「そういう意味だとものすごく深い関係」としながらも、「その中で今噂されているような話は、僕の中では一切ないんです」と話した。一方で「園子温監督がそういう人でもあるかもしれないという恐れがあった」とも話していた。