打撃不振が続いている大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(27)を韓国メディアが辛辣に評している。
韓国メディア「東亜ドットコム」(WEB版)は2022年4月14日に大谷の特集記事を組み、昨季大谷と本塁打王争いを演じたブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr内野手(23)と今季成績を比較しながら開幕からの打撃について分析した。
ゲレーロJrは「モンスターシーズンを告げた」
記事は「『OPS .360vs4ホームラン』大谷、ゲレーロJr 序盤の温度差くっきり」などのタイトルで公開された。
記事では大谷が14日時点で6試合に出場し打率.160、本塁打、打点ともになく2得点4安打で、出塁率と長打率を足したOPSは.360にとどまっているとし、一方のゲレーロJrは6試合で打率.391、4本塁打、8打点6得点9安打、OPSは1.373を記録しているとした。
そしてゲレーロJrは14日のヤンキース戦で3本のホームランを放ち「モンスターシーズン」を告げたと解説。対照的に大谷はここまで打席で力を発揮することが出来ず、特有の本塁打がまだ出ていないとした。
また、記事の中では「大谷は昨年見せた打撃を考慮すれば、次の試合にもすぐにマルチホームランを記録してもおかしくはないが、シーズン序盤の姿には失望している」と辛辣に評し、「両者の激しい戦いがいつ繰り広げられるか注目される」と締めくくっている。
大谷は4月14日(日本時間15日)に敵地グローブライフ・フィールドで行われたレンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で出場。投手としては2点リードの2回に満塁弾を浴び、4回途中6失点で今季2敗目を喫した。
打撃では初回と7回に見逃し三振で倒れるも、9回に4試合連続安打となる2塁打を放った。この日は4打数1安打1四球で、期待された一発は出ず開幕から30打席ノーアーチとなった。チームは5-10で敗れた。
bats, they are sick ?? pic.twitter.com/ECThmEVjAT
— Cut4 (@Cut4) April 12, 2022