モデルの水原希子さんが2022年4月13日、週刊文春の報道にインスタグラムの配信で言及した。
記事では映画界で広がる性被害の告発を報じており、水原さんは芸能界も同じ問題を抱えているとコメントを寄せていた。
「自分の心にモヤモヤが残っていた」
週刊文春(電子版)は13日、性加害疑惑が浮上している映画監督・園子温氏に関する記事「園子温に『性要求』を直撃した! 水原希子が語る『芸能界の性加害』」(https://bunshun.jp/denshiban/articles/b2886)を配信した。
記事では水原さんが取材に応じ、自らの過去のセクハラ被害や園氏の悪評などについて答えている。回答全文はこちら(https://bunshun.jp/articles/-/53498)。
水原さんは13日にインスタグラムで生配信し、しばらく泣き崩れたのち「すごく苦しいです」と切り出した。取材を受けた理由を「ずっと自分の心にモヤモヤが残っていたので、今このタイミングで伝えることが一番いいんじゃないかと、意味があるんじゃないかと思った」と説明する。
水原さんは日々の経験や感じたことを積極的にSNSで発信してきたというが、それらがニュースになって耳目を集めれば集めるほど中傷を受けてきたという。中には出自を巡る差別的な書き込みもあり、「気にしなくていいと思ってるけどやっぱり気にしちゃうから、最近そういうことを言うのが怖くなっちゃって」と涙ながらに話す。
しかし、今回の件は「自分が実際に体験したことだし戦ってきたことなので、ちゃんと言おうと思って」と決意し、不安を感じながらも取材を受けたという。「みんなに伝わる形で記事になってほしいなと思っています」と願い、「芸能の仕事をして表に出るかぎりしょうがないってわかっても、(心無い意見は)やっぱりすごく傷つくんです。本当に伝わってほしいなと思います。お願いします」と訴えた。