ロシア大学教員「アジアがウクライナにあまり関心がないことの表れだ。日本は例外だ」
ハンギョレ新聞は、社説に「ゼレンスキーの訴え、『空の国会』が見せた恥ずかしい外交」の見出しを掲げ、「国際秩序の変化に無関心な韓国政治の現住所を見せているようだった」と指摘している。ゼレンスキー氏が求める直接的な軍事的支援は「韓国政府には『難題』」だとする一方で、国会議員の意欲の低さを批判した。
「武器支援問題とは別に、韓国の政治家たちはゼレンスキー大統領の訴えを聞いて、できることを真剣に悩むことが優先でなければならなかった。『世界10位先進国』『国際社会での役割強化』を強調していた韓国政治家はどこにいるのか」
こういった状況は、ロシア側に見透かされている面もありそうだ。ロシア・ウラジオストクにある極東連邦大学のアルチョム・ルーキン氏は、空席が目立つ写真付きで
「韓国の国会議員が出席者の記録を更新した。見てください、この空席を」
と訴えるツイートを引用しながら
「アジアがウクライナにあまり関心がないことの表れだ。日本は例外だ」
と指摘した。
このやり取りは中央日報が報じており、改めて国会議員を批判している。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)