大リーグ・エンゼルス大谷翔平選手(27)のベンチ内での行動がファンの注目を集めている。
ファンの関心を引いたのは、2022年4月12日(日本時間)に行われた対マーリンズ戦の試合中におけるベンチでのワンシーンだ。大谷は自身のバットに心臓マッサージをするジェスチャーを取り、低迷が続く打撃の向上を願ってか、バットの「蘇生」を試みた。
試合を中継したテレビカメラがこの様子をとらえ映像がSNSなどで拡散した。
MLB公式もジョークを交えて伝えた
大リーグ公式サイト「MLB.com」は、大谷のユーモアあふれる行動の動画を添えて「新たな才能」と報じた。
記事は「大谷は右投手で指名打者、そしてメディカルドクター?」のタイトルで公開され、大谷のベンチ内での行動を詳細に描写しジョークを交えて伝えている。
記事では「彼は打ったり、投げたり、走ったりすることが出来るが、彼の最新の才能はこれまでで最も印象的なものかもしれない。無生物に対してCPR(心肺蘇生法)を実行しているのだから」とし、今季の打撃についても言及した。
「大谷は5試合で打率.143、5三振している。この状況を好転させるためにバットに新しい命を吹き込む必要があったのかもしれない」
動画をみたファンからはツイッターに「誰かにお前のバット死んでいるぞとでも言われたのかな?」「これは普通に笑ったw」「オオタニサンは絶対に笑いのセンスがある」などのコメントが寄せられた。
また、大谷は4月13日(日本時間)にエンゼルスの本拠地アナハイムで行われた対マーリンズ戦に「1番DH」で出場。今季初本塁打はならず4打数1安打だった。チームは4-3でサヨナラ勝ちした。
bats, they are sick ?? pic.twitter.com/ECThmEVjAT
— Cut4 (@Cut4) April 12, 2022