西山牧場オーナー「ウマ娘、恐るべし!」 過去には一部ファンに辟易も...長女が夢中「見ているわしが1番喜んでいます」

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   セイウンスカイやニシノフラワーなどの名馬を輩出した西山牧場の代表で馬主の西山茂行さんは2022年4月13日、「ウマ娘、恐るべし!」と題したブログを公開した。

   アニメやゲームで話題の「ウマ娘 プリティダービー」を長女が楽しむ様子を嬉しく見守っているのだという。

  • 西山茂行さん(2021年撮影)
    西山茂行さん(2021年撮影)
  • 西山さんと長女のツイッターでのやり取り (ツイッターより)
    西山さんと長女のツイッターでのやり取り (ツイッターより)
  • 西山茂行さん(2021年撮影)
  • 西山さんと長女のツイッターでのやり取り (ツイッターより)

「ウマ娘」による大きな反響を「炎上」と勘違い

   西山さんは11日、長女から頼まれたとして、ツイッターやブログで長女のツイッターアカウント「たろう(@pyoittotaro)」を紹介した。ゲーム「ウマ娘 プリティダービー」に関連することを呟くアカウントで、ニシノフラワーやセイウンスカイをモチーフとした同名のキャラクターを育成することに熱中している。

    長女は西山さんを通して、「ウマ娘トレーナーとしても西山オーナーの娘としては皆様に興味を持っていただけてありがたく思います」と、西山牧場の馬たちが話題になったことへの感謝を伝えた。

   ファンからは「頭があがりません」「応援せざるを得ない」といった声が寄せられ、この投稿には13日正午現在までに、約1万6000件のリツイート、約4万9000件の「いいね」を超える大きな反響が寄せられた。

   驚いた西山さんは12日、この大きな反響を「炎上」と勘違いしたのか「ウマ娘、ニシノフラワーでTwitter炎上」と題したブログを更新した(その後、「Twitterバズる」に変更)。ウマ娘によって過去の名馬への関心が高まっていることに驚き、「それほど凄いゲームなのか」などと記している。

   13日には、改めて「ウマ娘、恐るべし!」と反響を記したブログを更新した。これによれば約1年前にも「ウマ娘」によって大きな反響が寄せられることがあったのだという。しかし、それは今回の好意的な反響とは異なる「騒動」だった。

「しつこいネット民に参りました」

   西山さんは「昨年の騒動を簡単に振り返る」として、次のように説明する。

    ウマ娘ファンに向けて「ニシノフラワーやセイウンスカイをこうして思い出してもらえるだけで幸甚です。わしの馬の馬名はご自由にお使いください」とツイートした。すると「西山オーナーからOKが出た。これでエロもなんでもありだ」と言う声が広まってしまった。

「しまった。こう言う奴がやっぱり出てきたか」

   反省した西山さんはすぐに当該ツイートを削除したが、既に西山オーナーは二次創作で性的表現を許容しているといった趣旨の書き込みが広まってしまっていた。西山さんは「エロはやめてください」と呼びかけたが、「一度、良いって言いましたよね」と削除したツイートのスクリーンショットを持ち出しながらしつこく抗議してくる人もいたという。

   西山さんは当時を「まあ、しつこいネット民に参りました」と振り返る。

   しかし時を経て22年4月11日、ゲームにニシノフラワーをモチーフとした同名のキャラクターが実装された。

「あれから一年.今度は長女がウマ娘を楽しんで、それを見ているわしが1番喜んでいます」

   長女のアカウント「たろう」は12日、ニシノフラワーの育成ストーリー中に西山牧場の馬の名前を意識したセリフが登場すると、ツイッターで紹介した。この投稿に西山さんは「全部わしが命名した」と得意げなリプライを送っている。ウマ娘ファンはこうしたやり取りを楽しく見守っている。

   また西山さんはブログの末尾で、「ニシノフラワーに続く馬を現実で西山牧場で生産、育成する」と競走馬の育成への意気込みを語っている。

「まずは今週の未勝利、ニシノフウジンが勝つこと。アーリントンカップでニシノスーベニアが好走すること。ウマ娘、まさに協奏曲です」
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