すかいらーくHD、「アクリル板」常時設置を廃止 客の希望制に

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   ファミレス大手のすかいらーくHD(東京都武蔵野市)は、新型コロナウイルス感染対策のためテーブルに常時設置していたアクリルパーテーション(アクリル板)を、客からの希望で設置する方式に順次変更していたことが2022年4月12日、取材でわかった。

   同社は「テーブル上のスペースをゆったりとご利用いただく」ためとしている。

  • すかいらーくHD本社(提供:アフロ)
    すかいらーくHD本社(提供:アフロ)
  • 感染対策の一つとして「対面パーテーション」が設置されていた(すかいらーくHD公式サイト「統合報告2020新型コロナウイルス感染症への対策」より)
    感染対策の一つとして「対面パーテーション」が設置されていた(すかいらーくHD公式サイト「統合報告2020新型コロナウイルス感染症への対策」より)
  • すかいらーくHD本社(提供:アフロ)
  • 感染対策の一つとして「対面パーテーション」が設置されていた(すかいらーくHD公式サイト「統合報告2020新型コロナウイルス感染症への対策」より)

約2700店舗、まん防解除以降順次

   すかいらーくHDの広報担当者によると、同社では20年7月から運営するガストやバーミヤンなどレストランの対面式テーブルに、アクリル板を順次設置していた。

   担当者は、22年3月21日にまん延防止等重点措置が全都道府県で解除されたことを踏まえ、「テーブル上のスペースをゆったりとご利用いただく」ことを目的に、アクリル板の常時設置を取りやめ、客の要望があれば設置する方式に順次変更していると説明。対象はガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサンなど約2700店舗で、施設からの要請がある一部のテナント店舗は除く。

   アクリル板は客からの要望に応じて設置できるよう、テーブル上のデジタルメニューブック、テーブルシールで案内している。

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