審査プロセス透明化を「政府に提案・提言していきたい」
玉木氏は標準処理時間の現状に触れながら、
「事業者(電力会社)に対しても予測可能性を高める観点から、標準処理期間を守るということが大事だと思う」
「遅れが生じる場合については、その理由を明確にするなど、この審査プロセスをより透明化する、あるいは予測可能性が高いものにしていくということも必要だと思う。こうしたことも含めて、政府に提案・提言していきたい」
などとスピードアップを求めた。
原発再稼働の意義については、次のように改めて主張した。
「現実的なエネルギー政策、特にエネルギーの安定供給なくして経済成長も賃金上昇も見込めない」
「ロシアに対してエネルギーの依存を低くしていくということであれば、やはり安全基準を満たした原発については動かしていくべきだというのが我が党の考え」
玉木氏は3月22日の定例会見で、原子力の問題は
「夏の参議院選挙の大きなテーマにして国民に問うべき課題」
だと発言していた。再稼働のスピードアップを含めたエネルギー政策についても、参院選の公約に含める考えだ。